こんにちは、まもーです🐬
今日は著作権についてです!SNSで誰でも気軽に動画や画像をインターネットに上げれる時代なので、著作権について勉強する機会ってそこそこあるかと思います。大学の授業とか、会社の研修とかとか。でも、忘れちゃいますよねー😂😂😂今日は著作権について復習できたらなーと思います!
著作権ってなーに?
著作権とは、簡単に言えば「自分が作った作品を守るための法律」です。小説、音楽、写真、イラスト、映画など、クリエイターが生み出す全ての作品が対象になります。
SNSを使っていると、他人の写真やイラストをシェアしたくなることがあるかもしれません。でも、それを無断で使ってしまうと著作権侵害に当たる可能性があります。
著作権ができた目的、背景
著作権が作られたのは、クリエイターの権利を守るためだけでなく、文化を発展させるためでもあります。
例えば、作品が無断でコピーされ放題だったら、誰も新しい作品を作ろうと思わなくなりますよね?そんな状況を防ぐために、著作権という仕組みが生まれました。
歴史を振り返ると、著作権の最初の法律は1710年にイギリスで制定された「アン法」というものです。この法律によって、初めて著作者が自分の作品をコントロールする権利が認められました。
この考え方が日本に取り入れられたのは明治時代。西洋の法制度をどんどん吸収していった流れの中で、1899年に初めての著作権法が誕生しました。「文化を守るための法律」として、日本のクリエイター(当時は芸術家、でしょうか)たちに新しい風を吹き込んだんですね。
今までの改変歴史
著作権法は時代とともに何度も改正されてきました。特にデジタル技術の進化が大きく影響しています。以下、代表的な改変をピックアップしてみました!
- 1899年:日本初の著作権法が制定!これがスタート地点でした。
- 1970年:法律が大幅に改正され、権利内容が充実。映像や音楽もカバーされるように。
- 2009年:インターネット時代に突入!違法ダウンロードに罰則が追加されました。
- 2018年:著作物の保護期間が死後50年から70年に延長。欧米諸国とのルール調整の一環です。
- 2020年:リーチサイト(違法コンテンツ誘導サイト)の規制が厳格化。スクショ1枚でもNGなケースが出てきました。
現時点の著作権の全体像まとめ
著作権法の全体像を、わかりやすくサクッとまとめてみました!
著作権の対象と保護期間
対象になるのは、小説、映画、音楽、美術作品など。SNSの投稿も「オリジナルな表現」であれば対象です。保護期間は原則として、著作者の死後70年。つまり、著作者が亡くなってからもしばらくは守られるってことですね。
著作権に付与される権利
著作権には以下のような権利があります:
- 複製権:コピーする権利。
- 公衆送信権:ネットで送信する権利(SNS投稿も含む)。
- 翻案権:二次創作や改変を許可する権利。
これらの権利を持つことで、著作者は「作品をどう使うか」を決めることができるわけです!
著作権侵害と罰則
もし著作権を侵害すると・・・かなり厳しい罰則が待っています。
- 民事責任:損害賠償や投稿差し止めの請求を受けることがあります。
- 刑事責任:場合によっては10年以下の懲役や1,000万円以下の罰金が科されることも!
悪気がなくても侵害になることもあるので注意が必要ですね。
著作権の期限切れ
保護期間が切れると、その作品は「パブリックドメイン」となり、自由に使えるようになります。ただし、著作者人格権(作者名を明記する義務など)は残る場合があるので、最低限の配慮は必要です。
著作権で有罪となった判例
実際に著作権で問題となったケースをいくつかご紹介しますーーー
- 漫画村事件(2019年)
運営者が著作権法違反で逮捕され、最終的に罰金3億円以上が課されました。漫画村は違法にアップロードされた漫画を無料で読めるサイトとして知られていましたが、多くの著作権者が被害を受けました。 - Youtubeでの違法アップロード
有名アーティストの楽曲をYouTubeに無断アップロードした個人が、懲役1年・執行猶予3年の判決を受けました。再生可能形式に変換して配布したことが問題視されたケースです。これにより、音楽業界にも大きな衝撃が走りました。 - SNSでの無断使用
プロカメラマンの作品を許可なくInstagramに投稿したインフルエンサーが、損害賠償50万円を命じられました。SNSで気軽に共有した結果、高くついた例ですね・・・。
まとめ
著作権は難しい法律のように思われがちですが、要は「他人のものは勝手に使わない」というシンプルなルールです。SNSやネットが普及している今だからこそ、クリエイターを守るために必要不可欠なルール。正しい知識を持って行動することが大切です。
特に若者世代は「これくらい大丈夫でしょ?」と考えがちですが、甘く見ると後で大きな問題に発展する可能性も。自分の身を守るためにも、基本的な著作権知識をしっかり押さえておきましょう!
他人の作品を利用する時は「これって大丈夫かな?」と一度考えるクセをつけることが大切です。逆に、自分が著作者になったとき、きちんと自分の権利を守れるようにしておきたいですね。
本日は以上とします、ありがとうございました🐬
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